外来種の蝉を採取

小バッチハンター

2021年07月25日 16:42

3年前。




嫁が私に言った。




我が家の近くに安行という場所があるのだが、安行蝉という珍しい蝉がいるという。と、どこからか噂を聞いてきたらしい。




私は小さな頃から昆虫が好きで、蝉も好きな昆虫のひとつ。




でもね、安行蝉なんて聞いたことないですよ?




その時は話を軽く聞いていたが、昨年末に携帯で安行蝉なるものを見つけた。









中国からの外来種?




もうね、冬から半年以上楽しみにしていました。




埼玉の我が家近く。









前日の修行により全身筋肉痛であったが、やはり同じくして全身筋肉痛の嫁を釣れて安行蝉の捕獲を試みた。




当初は国内では安行だけに生息していたそうだが、現在は愛知県や川崎市でも生息が確認されているとか。




夕マズメに近所の竹林へ向かった。




現地に到着すると研究員や採集を目的とした人たちが!








足元には見たことがない蝉の抜け殻が大量に落ちている。




この凄まじい数の蝉が何故にこのスポットだけで大量発生しているのか。




答えは簡単で、安行蝉は竹林にしか生息できないので生息場所を広げられないようです。




竹林はいたるところにある訳ではないですからね。




でも、じわりじわりと安行の近隣竹林へ生息範囲を広めてはいるようです。




日が沈むと竹林からグィーン!と、金属的な大きな鳴き声が始まり、あっていう間に大合唱になった。




こりゃあ、とんでもないレベルの音量です。




嫁が蝉の幼虫を2匹確保したので帰宅した。









安行蝉の名はタケオオツクツクという正式な和名があり、大きさ的にはクマゼミクラスだとか。




日本の蝉とは異なり、夏を思わせる良い鳴き声ではありません。




騒音です。




2匹の幼虫を雑巾に付け、部屋の中でぶら下げていると即座に背中が割れた。



































雄と雌でしたが雄の腹弁は凄まじく大きい。




やはり日本の蝉とは大きく違いますね。























やはり、外国産の蝉とはいえ、羽化の姿は妖精に等しい姿ですね。




翌朝にはすっかり色が付いてました。

















さてさて、採取場所に返しますかね。




そういえば、前日の男体山で嫁が小さなクワガタを見つけた。









スジクワガタの雄でしょうか?




15mmくらい。



いくつになっても昆虫採集は楽しいね。



過去の釣行データは下記ホームページにて


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