今年、勤続30周年を迎えたが、会社から休んで旅して来いと
ありがたや…
仕事以外での遠出は久しぶりだ。
6月に入り雨も心配だったので北日本へ向かった。
初日の昼、青森の浅虫にある正立(まさだて)食堂を昼食場所に選んだ。
嫁が海鮮を食べたいと言っていたが、はたして?…
海小屋のような古びた店だし、客も沢山いるわけでもない。
価格は1,500〜4,000円弱だが、この具で海鮮丼を東京で食べると考えれば1/2かな?
でも、私たち庶民には贅沢だね
今まで色々と食べてきたが、ホタテは旬のこの時期は選択すべきでしょうね。
甘くて美味い。ホタテもウニも味が濃いし海の香りが最高です
腹を満たして青森県内を散策。
今回は岩木山を歩く時間が無かったが、岩木山神社を目指して歩いてみた。
すると、参拝道を何やらゴソゴソとゴキブリのように蠢いている。
普通にサワガニが歩いている姿は案外初めて見たかも。
岩木山神社の参拝を済ませ、次に八甲田を目指していると、山中が騒がしいことに気がついた。
何とも心地よい鳴き声が山の中で大合唱をしている。
一瞬、春蝉?と思ったが、春蝉特有なギーギーという下品な鳴き声ではない。
もしかして山にいるヤマガエル科なのかカジカガエルが繁殖時期を迎えての大合唱かなと想像していた。
山の中でトイレ休憩をしていると、嫁が橋の上でセミを目撃したという。
私は子供のように走って橋を目指した
橋のコンクリートでは心地よく鳴くヒグラシのような蝉が
この蝉は間違いなくエゾハルゼミだ。
たぶんですが、ヒグラシの近縁種なのかな?
見た目も鳴き声もヒグラシにそっくり。
北海道や北日本の山岳地帯では一般的な蝉のようですが、夏の蝉が鳴く前に出現する蝉がいるなんて多くの人は知らないでしょうね。
私が幼少な頃から夢見てたエゾゼミシリーズ。
これでエゾゼミ、コエゾゼミ、エゾハルゼミを確保できた。
残りはエゾアカゼミを確保してコンプリートだな。
もうね、気分が良くて夜の飯は最高でした
嫁には笑われましたが…
翌日、宿泊先から少し離れた奥入瀬渓谷へ。
移動途中、山の中では沢山の車が路駐しており、まだ残雪がある山へ多くの人たちが入っていく。
はて?
軽トラがもっとも多いが登山ではないよな?
薮から出てきた人が何やら手に持っていたが、どうやらタケノコ。
この時期はネマガリダケが旬だからね。
異様な人の数ですからびっくりしますよ。
奥入瀬に入り焼山から十和田湖を目指した。
距離は14km。
車を駐車した場所へ戻るためには十和田湖からバスに乗らなくてはならないので時間厳守。
スタートが9:45でバスの出発が14:10。
平均時速が3.1km/hですからねぇ。ちょっと厳しいが時速4km/hで頑張った。
もちろんだが、道中は動植物を沢山見て歩くので時間ロスは凄まじい。
嫁が川を見ている時、ブナの木に珍しい昆虫を見つけた。
プライヤーヒロバカゲロウ。
希少種のアミメカゲロウ目の一種。
感動〜
この後は気分よくて時速5km/h平均で歩きました(笑)
何とか時間内に十和田湖へ到着。
ブナの原生林はいいね。
少し歩き過ぎましたが嫁には負けますね。
体力が落ちてるのかな?
翌日は八甲田山へ登ったが生憎の天気。
6月も下旬に差し掛かってますが、まだ山桜が咲いているとはびっくりです。
2泊3日の旅でしたが、いやぁ、良い休みを過ごしました。
休み明けから働きますか
過去の釣行データは下記ホームページにて
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